会社理念

< あきらめない「こころ」、ともにいきる「ちから」>

すべてはリハビリを必要とする人達のために 


リハビリテーション(rehabilitation)とは、本来はラテン語で、
「re-(再び)、habilis(人間にふさわしい)」の状態にするという意味であり、
単に手足の機能回復などの部分的意味にとどまるものではなく、
ひととしての「人間らしく生きる権利の回復」「全人間的復権」を意味するものです。

一般的に言われている「リハビリテーション」の概念とは違うと思うかもしれませんが、
これが本当のリハビリテーションの意味となります。
 

狭義の意味でいうリハビリテーションとは、病院の機能能力回復の為の専門部署ですが、
病気や障害という観点からみると医療の世界において最終防衛ラインなのです。

例えば脳出血で倒れた患者さんを考えてみましょう。
医師は手術をしてその出血をとめます。医師の仕事は病気を治すことが目的ですから、
医師の立場から見れば止血ができ脳浮腫などの随伴症状がなければ治療したといえます。

が、本当にそうでしょうか。
手足が麻痺していて歩けないのは、仕方がないのでしょうか。
歳だから、病気だから、後遺症だから仕方ないといって、
ご本人は諦められるのでしょうか。我々は諦めてよいのでしょうか。
考えてみてほしいのです。我々が諦めてしまったら、この後はもう方法がないのです。


では、医療ではなく介護の仕事の本質とはなんでしょうか。
その答えは多岐にわたるものだとは思いますが、
病気を発症する前の段階を発見するという重要な役割があると思います。
病気を発症する前の段階のことを、東洋医療では未病として定義されており、
元気な状態は未病とはいいません。
また多くの人は、病気になって初めて病院に行きます。
病気になるということは発症であり、これも未病とはいいません。

介護の仕事では、介護職員がその利用者さんと接することにより、
未病を発見したり、病気や障害の発生直後を発見することができる仕事です。
未病を発見することができれば、病気を防ぐことができるかもしれませんし、
発症直後を発見することができれば、その病気や障害の重症化を防ぐことができます。
それは、病気や障害になるという時間軸を考えたとき、
とても重要な要素であるということがわかると思います。
 

そのような想いから我々の行動は、リハビリテーションを必要とする方々にとって、
その後の生活を決定するような背水の陣であり、最後の砦であり、守りきらなければならない最終防衛ラインであると思っています。
だから決して諦めてはいけません。
そして更なる病気や障害を防ぐための斥候であり、最前線でもあります。
どんな時も必ず最善を尽くすことが使命であって、
だからこそ状況の維持改善をともに喜べる類い稀なる仕事であることが喜びであると、
強く思います。

介護職員の資質向上と待遇改善について

 
 当社には11人の介護職員(パート社員・育休中社員を含む)が共に働いています(2020.4現在)。半数以上が当社で初めて介護の仕事に就きました。
介護職員としての専門性を身に付けることは、本人にとっても当社にとっても最重要な課題の一つです。

毎月事業所ごとに行われる研修において、声掛けや身体介助の仕方はもとより、
室内環境、運転業務についても勉強をします。
また、外部の研修会への参加や、通信教育受講なども推奨しています。

その結果、ここ数年で三人が介護福祉士の国家資格を取得し、社会福祉士や社会福祉主事の資格を取得した者もいます。
待遇については、国より介護職員処遇改善加算及び介護職員等特定処遇改善加算を受け賃金の改善に取り組んでいます。前者の加算については介護職員にほぼ均等割りとし、後者の特定加算については役割と責任に応じた配分としています。